ご質問と回答

ブログやサイトにインターネット歯医者さんへの窓口を設置しておりまして、読者の方からの質問などに私なりに回答させていただいております。皆様から、寄せられる質問には私自身気付かされる面も多く大変勉強になります。

何か疑問に思われたり、不明・不安な点がございましたら、どんな内容でも結構ですので、お気軽に「インターネット歯医者さん窓口」をご利用ください。

また、いただいたご質問に回答していくうちに、

“この質問内容は皆も知りたいところなのではないか”

と感じることも多々ありました。

そこで、ご本人に了解を得てからですが、個人情報は全てふせ、掲載をさせていただくコーナーを設置することに致しました。あなた様の“ここが知りたかった“が載っているかもしれませんので、ご利用下さい。

  • 温熱痛の診断をするのには、どうしていらっしゃるで しょうか?

    【質問】
    温熱痛の診断をするのには、どうしていらっしゃるでしょうか?テキストには、ストップを熱するとか、研磨用のラバーカップの摩擦熱を与えるとか、ありましたが…。何がよいと思われるでしょうか?
    毎回、質問責めにして申し訳ありません。先生がとても親切なので、つい頼ってしまいます。

    【回答】
    温熱診断は当院では基本的にはやらないのですが、どのような症例でしょうか?

    【質問】
    いつもご返信ありがとうございます。
    熱いものがしみるという主訴で、自発痛、咬合痛はありません。上の678 のブリッジで8は生活歯でインレータイプです。 6はメタルコアが入っているのですが、根充はされていません。根尖透過像もありません。歯周ポケットも正常範囲です。 患者さんは8よりも6だと思うとの事でした。歯根破折の可能性もありますよね?必ずしも正確ではない様なので、歯髄診断器は置いてありません。

    【回答】
    6があやしいですね。6は生活歯医なのでしょうか?

    どちらにせよ、根充されていないのと痛みありということで、6の根管治療から私であれば行なうかと感じました。

    温熱は、あまりやりませんが、6が補綴されているのであれば、ストッピングを熱してつけてみますm(_ _)m

    【質問】
    ご返信ありがとうございます。
    メタルコアが入っているので、あまり手をつけたくないのですが、患者さんには抜歯リスクを説明した上で、治療するか経過観察するか検討してもらおうかなと思います。アドバイスありがとうございます。

  • 患者説明・コミュニケーションのブログ記事のご感想

    先生のブログ、いつも楽しみに拝読しております。欠損補綴の説明も、今まで幾度となくしてきたのですが、とても勉強になりました。続きが気になります笑。

    抜髄の説明で、虫歯菌が入ってしまったという説明はとても分かりやすいので、使わせていただきたいと思います。ありがとうございます。

  • 治療後に歯がしみる事に関しての説明の仕方

    【質問】
    治療後に歯がしみる事に関しては、どうご説明なさっておりますか?

    自分では、神経に近いので、と言っているのですが、もっと分かりやすい表現はないでしょうか?ご多忙のところ、大変恐縮ですが、ご返信くださるとうれしいです。

    【回答】
    生活歯の虫歯治療や形成をしたあとでは、治療後歯がしみることも多々ありますよね。

    なので、“先に伝えておく“というのがとても大事です。

    つまり、形成が済み、麻酔が切れる前に、

    「今回の虫歯は大きかったですねー(気持ちを込めて)。麻酔が切れたあとに歯がうずく感じがあるかもしれません。だんだん下がってくるようでしたら、大丈夫ですから。もし痛みが上がってくるようでしたら、神経の処置をしなければなりませんから、ご連絡下さい。」

    上記のようにお伝えすることが多いです。ポイントは、そこまで虫歯が大きくなくとも、伝えておくということかな、と思います。

    大きい虫歯でも、全然しみない人もいれば、小さな虫歯でも後でしみることがあります。

    知覚過敏など、なんでもない歯がいきなりしみ始めることもあるわけで、歯の神経というのはどういう反応を示すかは、麻酔が切れてみないとわからないわけです。

    麻酔をして行う処置をした場合は、必ず説明しておく、というくらいに私は考えております。

    また、やはりしみるとなった場合は、自発痛・打診があれば麻酔抜髄、そこまでなければ、経過観察で、第二象牙質が形成されるのを待つ、となるかと思います。

    その際は「虫歯が大きい場合など、神経の残っている歯の処置をすると、往々にして(この言い方大事です)、あとで歯がしみるといったことがあります。」

    「それは、虫歯を削った刺激や金属の熱が歯の神経に伝わる為で、、」

    「なにもしなくても歯が痛い(自発痛)、やどんどん歯の痛みが強くなっているなどの場合は神経を取らなければなりませんが、そこまでではない場合は、だんだんしみることがなくなってきます。」

    「今なにもしなくても歯が痛いですか?」(痛みの程度は本人にしかわからないので聞きます)

    患者さんが痛いといったら、麻酔抜髄ですし、そこまでではないといっても、きちんと麻酔抜髄が必要かの診査はして、やはり麻酔抜髄が必要となったら、致します。

    そして、神経残せるかもと診査の上、ドクターが感じるようであれば、下記の「第二象牙質」のご説明を致します。

    ここで、第二象牙質の視覚効果などをつかいながら、

    「よく神経が“よけてくれる“などという言い方をしますが、期間をおくと、このように第二象牙質というものが形成され、バリアを張ってくれるのです。人間の体ってすごいですね。第二象牙質がつくられた分だけ、神経は刺激から遠ざかってくれますので、レントゲンなどでみると、神経がよけてくれたように見えるのですね。」

    「期間は様々ですが、いつもは1か月を目安に様子を見ましょうとお伝えしています。」

    「いかがしましょう、エーそんなには耐えられなかもー、という感じであれば、いつでも神経の処置をすることはできます。」

    患者さんはたいてい「第二象牙質ができるのを待ってみます」とお答えすることが多いです。

    ポイントは、これは麻酔抜髄が必要だな、という感じであれば、患者さんがかわいそうなので、第二象牙質の話は、あまりせず、麻酔抜髄を行い、早く楽にしてさしあげましょう。第二象牙質の話をするのは、ドクター側も少し様子を見ようかと考えている時となります。

    そして、様子を見てみます。となってからも注意点をご説明いたします。

    「今回虫歯を削った刺激によって、歯の神経が過敏になっている状態なわけですが、神経というのは刺激を与えれば与えるほど敏感になっていく性質があります。」

    「なので、熱いもの、冷たいものの温度差も歯の神経への刺激になりますので、そういったものは避けるように過ごすことが大事です。まあ痛いので自然と避けますけどね(笑)。痛いというのは体のサインなので、それが正しいのです。間違っても痛くなくなったかなと試さないようにしましょう。」

    こんな感じでご説明をすることが多いです。

    そして、患者さんの痛みがなくなりましたら、

    「第二象牙質、できましたね~!」

    と患者さんとともに喜びます。

    ご参考になれば嬉しいです。大変有意義なご質問ありがとうございました。

  • ブログ記事「怒られた時の対処法」についてのご感想

    小栗先生

    勤務医してます〇〇です。
    先週、メールをいただいてから、返信がまだでした。遅くなって申し訳ありません。
    まだブログの全部は読めてないですが、私が励まされた項目は、「怒られた時の対処法」です。診療をして落ち込むことが多く、自分自身を責めてさらに落ち込みます。夫からも「子供にも悪い影響が出そうだから、歯医者なんか辞めてしまえ!」って言われるぐらいです。でも、先生が書いてあるように、落ち込む暇があるなら動くことが大事なんだ!と、感銘を受けました。
    それから、CRやインレーの形成など、基本的な項目も見させていただきましたが、私がやってきたことは間違ってはなかったと、安心できました。今の勤務先の院長は、処置は早いのですが、軟象が残っていたり、修復物や補綴物のセットに時間がかかったり、再製になることも多いです。私は、患者さんを回すのが遅い!と頻繁に注意されてますが、動くことが大事ですね。

    これからも、ブログや動画を見ながら勉強させてください。よろしくお願いします。

  • 予約キャンセルについてのご質問

    【質問】
    ご無沙汰しております。診療、セミナー、ブログなど精力的にご活躍なさっており頭が下がります。ご多忙中大変恐縮ですが、また質問させていただいてよろしいでしょうか?

    予約キャンセルについてです。最近は、新患の無断キャンセルが多いです。痛みがない場合は予約をとっていただくのですが、キャンセル前提で予約をとった方がよいのでしょうか?

    また、10分から15分くらい遅れて来院する方はどうするのがよいと思われるでしょうか?次の患者さんの治療が終わってから、診療した方がよいのでしょうか?すぐ入れてしまうと、遅れても大丈夫だと思ってしまう気もします。

    【回答】
    いつもインターネット歯医者さんをご利用いただき誠にありがとうございます。

    予約キャンセルについてですね。確かに新患で予約をとるとキャンセルが多いので、当院では、新患・急患随時にしています。そして、受付にも

    「予約の電話がきた際も、新患・急患は、空いてるところに入れるのではなく、なるべく早めのアポにしてあげて。出来れば当日中が好ましい」

    と伝えております。

    まあ、1週間後のアポはまず来ない事が多いです。

    また、10分〜15分のアポイント遅れは、まあ患者さんには何も言いません。「いいですよ〜、いいですよ〜」と拝見します。

    ただ、次のアポイントはあるので、「残り時間で出来るだけの事をしますからね」とお話しして、診療も10分〜15分延びる事はまれです。だいたい延長は、5分位になるように調整します。5分であれば、表面麻酔や、レントゲンや、キャビトン外し、CR治療前の歯面清掃など他の人でも出来る処置をする事が出来るからです。

    遅れてきた患者さんを通すのは、状況によって少し待合室で待ってもらうかもしれませんが、ユニットが空いていれば、通して、当院では映画が流れていますので、映画を見て待ってもらうか、先にお話しした私以外の人が出来る処置をしてもらいます。

    色々な先生や考え方があるとは思いますが、私は、基本的にアポイントの件で患者教育をする事はないです。やろうと思うと逆にイライラしちゃうんですよね。まあ、せっかく来てくれたので、診れる範囲でという感じです。

  • プレミアムファイルが見たい

    はじめまして

    ブログファンの〇〇と申します。いつもブログを拝見して、勉強させていただいております。ありがとうございます。

    勝手なお願いなのですが、プレミアムファイルがどうしても、見たいです。他のファイルも臨床でとても役立っており、感謝しております。プレミアムファイルを見せていただけないでしょうか?

    【回答】
    こちらこそ、いつもブログを見てくださってありがとうございます。

    プレミアムファイルのご要望をいただきありがとうございます。そのプレミアムファイルですが、近日中に公開できるよう鋭意準備を進めておりますので、もうしばらくお待ちくださいますようお願いいたします。

    また、今後は定期的にプレミアムファイルを増やしていく予定でもありますので、そちらもご期待ください。

  • ブログ感想

    ご返信いただきまして、恐縮しております。

    ブログを通して小栗先生の思いが伝わってまいります。

    臨床で役立つ事が満載でとても、ありがたいです。

    よろしくお願いいたします。

  • 患者さんの数については、どのようにお考えでしょうか?

    【質問】
    先生は今、診療する患者さんの数については、どのようにお考えでしょうか?
    患者さんの希望があれば、急患はすべて引き受ける方針でしょうか?

    自分もそうしたいのですが、急患のために予約の患者さんを待たせてしまう事が度々あって、悩まされています。スピードの大事差は、分かっているつもりですが、それでも夕方の予約がぎっしりの時間帯での急患には、まいってしまいます。

    【回答】
    〇〇先生

    当院では、急患随時受付にしております。

    しかし、予約の患者さんが優先ではありますので、やはり待たせてしまう事も多々あるのが現状です。

    痛みのある急患には、まず服薬している薬と併用可能かを確認し、ロキソニンを飲んで待っていただきます。

    ユニットが空きましたら、まず麻酔を打ちまして、痛みを和らげた後にまた待っていただき、その間に、レントゲン撮影をしたり検査等を済ませ、出来るだけ早く処置に入るようにはしております。

    ユニットが三台以上あれば、なんとか最低限応急処置は済ませられるかと思います。その後、近日中に予約をとっていただき、その際に重い処置を行なうという流れです。

    急患対応は大変ですが、大変な分、患者さんは感謝すると思い、当日に拝見することは心がけております。医院がごった返していれば、患者さんも「それでも診てくれた」という思いもありますし、待ってもくれますので、まあチャンスと思い頑張っております。

    ただ、注意点として、元々の予約の患者さんは出来るだけ待たせないようにすることと、抜歯などの重い処置は避けます。

    要抜歯の際は、初診時は消炎処置と投薬とします。急性期に抜歯すると、余計痛くなったり、麻酔は効かないですし、時間もかかります。麻酔が効かなければ、高血圧の方の場合は医学的にもよくありません。

    また、急化perの場合は、どんなに混んでいてもコア除去+仮封なし(オープン治療)+投薬くらいまではします。激混みの場合でも最低限被せ物は外し+投薬はします。被せ物を外して噛まなくなるだけでもずいぶん違いますし、コアを除去するだけでも結構痛みは引いてくれます。

    歯髄炎の場合は、まあきれいな根管形成は出来ずとも、麻酔抜髄は行います。根管形成は後日でも良いですからね。

    このように、ご存知のこととは思いますが、急患対応の際は、通常処置とは違い、処置を分けれるところは分けるようにして、その時に出来る精一杯をと心がけております。

    なかなか判断も難しいところですが、いつも私が使う魔法の言葉をお伝えします。

    急患対応処置が済んだ後、

    「今日8時(当院は夜8時まで診療)までやってますので、痛みがどんどん強くなるようでしたら、いつでも御連絡下さい」

    です。

    もしくは、夜の急患の場合は、「明日10時から(当院は朝10時から診療開始)私は医院にいますので、なにかあればいつでも御連絡下さい」

    です。

    こう言うことで、患者さんが安心する事もそうですが、次は痛い時に連絡してくれます。そうすると、アポイント状況を考えて予約が出来るので、まあ急患対応より楽になりますので、是非お試しあれ、です。

    医療機関のつらいところですが、緊急処置が三つ重なった場合は、私も受け入れ困難もしくは、ずいぶん待たせてしまうとお伝えします。

    しかし、人は本当に困ったとなった時に受け入れてもらえないと、それは恨みに変わったりするので注意です。逆に受け入れてくれると、感謝に変わります。まあ投薬位は出来ますからね(^_^)

    考え方としてはそんな感じです。

    とても為になる御質問でした。ありがとうございます。

    【質問】
    とても分かりやすいご回答ありがとうございます。

    みずしらずの者にここまでされる事に、感激しております。もちろん、自由に使っていただいて構いません。

    たしかに、急化perがいちばん時間を要すると思います。コア除去も削りとっていく事が多いです。ガッタパーチャもやたら硬いときがありますよね。

    【回答】
    御返信が遅れすみません。

    掲載の件ありがとうございます。

    おっしゃる通り、急化perが一番時間がかかりますね。

  • 使用している器具について

    【質問】
    CRのプレミアムファイル、拝見させていただきました。
    探針を使って賦形する事は、あまり意識していませんでした。流れてしまう前に照射する様な感じでしておりました。
    先生はどこのメーカーのCRをお使いでしょうか?

    【回答】
    CRは普通にエステライトのミディアムフローを使ってます。

    【質問】
    先生がお使いのラウンドバーのタービン用3本とコントラ用3本の、メーカーとサイズもしくは型番を教えていただけないでしょうか?

    私のところはマニーを使っているのですが、タービン用の大きいラウンドバーが無いみたいなんです。小栗先生が実際にお使いのバーで治療したら、上手くいく気がしましてお願いしてしましました。

    バーの型番までは大変でしょうから、メーカーだけでも教えていただければうれしいです。診療だけでなく、セミナーも開催する先生の思いに頭が下がります。

    【回答】
    調べましたら、デンツプライとGCでしたm(_ _)m

    【質問】
    ご無沙汰しております
    以前、購入させていただいた麻酔抜髄の資料を何度も読ませていただきました

    実際に役立つ内容が盛り沢山で、他のどんな本より役立ちました
    購入して本当によかったです
    ありがとうございました

    先生がお使いのシリンジはなんでしょうか?
    資料に載っているノズルが金属の物です
    ノズルは超音波洗浄が必要でしょうか?

    私は先生のブロクの方に載っていたプラスチック?のシリンジを使っているのですが、液を出す力をコントロールするのが難しいです
    出そうとすると急にドバッと出る感じです

    ご多忙中、大変恐縮ですがご教示くださるととてもうれしいです

    【回答】
    シリンジは、私が使っているのはブログの方ではなく、資料の方です。
    超音波洗浄もしております。
    資料の方が、根尖外移出が少ないですし、根管の深いところに入るので気に入っております。

    麻酔抜髄の資料をご購入いただきありがとうございました。

  • 修復物、補綴物における咬合調整・形態修正・研磨用のバー、ポイントをご教授ください
    ちょっと臨床寄りの意見かもしれませんがご参考になれば幸いです。

    1.直接レジン修復

    ・カーボランダム(咬合調整)
    ・スーパーファインまたはホワイトポイント(形態修正)
    ・コンポマスターまたはシリコンポイント(茶、青、研磨)

    すべての場合で注水下で行うと良いですよ。茶色シリコンでも、口腔内で注水下で研磨すると黒くなりづらいです。

    2.レジンインレー

    ・カーボランダム(咬合調整) 
    ・コンポマスターまたはシリコンポイント(茶、青、研磨)

    レジンインレーなどの脆性材料のインレーの場合、隣接面調節が終わり補綴物が入るようになったらば、咬合調整はセットしてから行うことです。手で持って行うと折れるリスクがあります。

    3.メタルインレー

    ・カーボランダム(咬合調整)
    ・シリコンポイント(茶、青、研磨)

    メタルインレーはレジンインレーと違い、口腔外で、すべて調整、研磨を終わらせてからセットです。

    4.ラミネートベニア

    ・カーボランダムポイント(咬合調整)
    ・ビックポイントをした後セラマスター(茶、青研磨)

    全てセット後に行います(脆性材料なので)。

    セラミックは固く、ホワイトポイントではなかなか削れず調整に時間がかかってしまいます。なので、カーボランダムポイントを使用します。しかし、セラミックに対するカーボランダムの傷は、ビックポイントでしか消えてくれません。

    ビックポイントはストレートハンドピースですので口腔外であれば、通常でよいですが、ラミネートべニアの場合は口腔内にセットしてした後ですね。しかし、私は口腔内もストレートハンドピースでビックポイントを注水なし(注水すると水が予想以上に飛び散ってしまいます)で使用します。

    ラミネートべニアは、前歯部が多いので届きますよ。是非お試しあれです。

    5.レジン前装冠

    ・カーボランダム(咬合調整)
    ・シリコンポイント(茶、青、研磨)(メタル部分)
    ・ビックポイント、コンポマスター(茶、青、研磨)(硬質レジン部分)

    シリコンポイントはレジン前装冠の口蓋側がメタルの場合のメタル部分の研磨バーになるかと思います。

    私の場合、硬質レジン部の研磨は、ビックポイントを軽く(レジン部は結構ビックポイントで削れます。傷をなくす程度に軽くです。)かけたあとコンポマスターです。

    6.陶材焼付け鋳造冠

    ・カーボランダム(咬合調整)
    ・ビックポイント、セラマスター(茶、青、研磨)
    ・バフ(ペースト付、研磨)

    咬合調整はカーボランダムですが、研磨は、私の場合、ビックポイントをした後セラマスター、バフです。

    7.オールセラミッククラウン

    ・カーボランダム(咬合調整)
    ・ビックポイント、セラマスター(茶、青、研磨)
    ・バフ(ペースト付、研磨)

    咬合調整はカーボランダムですが、研磨は、私の場合、ビックポイントをした後セラマスター、バフです。

    8.CAD/CAM冠

    ・カーボランダム(咬合調整)
    ・ビックポイント、セラマスター(茶、青、研磨)
    ・バフ(ペースト付、研磨)

    咬合調整はカーボランダムですが、研磨は、私の場合、ビックポイントをした後セラマスター、バフです。

    9.ジルコニア単冠

    ・硬いので専用器具

    ジルコニア表面は硬いので、私の場合は試適を必ずはさみ、試適状態でカーボランダムで咬合調整まで終わらせ、技工所で研磨をしてもらいます。ジルコニアはとても硬いので、きちんと研磨しないと、それがヤスリのようになり対合歯を咬耗させるので注意です。

    上記以外にビックポイントを使うという大学の先生もいらっしゃいました。

    【質問1】
    CR直接修復でない間接修復物や補綴物は形態修正はどうするのでしょうか?

    【回答】
    私の場合、形態修正は基本カーボランダムポイントで行います。

    【質問2】
    レジン前装冠のレジン部を咬合調整、形態修正、研磨はどうするのでしょうか?
    レジン前装冠はメタルフレームの段階で咬合調整は終わるのでしょうか?それとも完成したレジン前装冠が技工所から届いてからも咬合調整・形態修正・研磨するのでしょうか?

    【回答】
    先にもお答えしておりますが、私の場合、咬合調整はカーボランダムポイント、研磨はビックポイントをかるくかけ、傷をなくし、コンポマスターで研磨します。

    メタルフレームの段階で調整を終わらせることはありません。なぜなら、レジン部の調整があるからです。なので、完成したレジン前装冠が技工所から届いてからも咬合調整・形態修正・研磨します。

    【質問3】
    陶材焼付け鋳造冠の陶材部の咬合調整、形態修正、研磨はどうするのでしょうか?
    陶材焼付け鋳造冠はメタルフレームの段階で咬合調整は終わるのでしょうか?それとも完成したレジン前装冠がきてからも咬合調整・形態修正・研磨するのでしょうか?

    【回答】
    先にもお答えしておりますが咬合調整はカーボランダムですが、研磨は、私の場合、ビックポイントをした後セラマスター、バフです。

    メタルフレームの段階で調整を終わらせることはありません。なぜなら、セラミック部の調整があるからです。なので、完成した陶材焼き付け鋳造冠が技工所から届いてからも咬合調整・形態修正・研磨します。

    注)後ほど詳しく書きますが、ビスケット試適(セラミック部分も作ってきてもらう試適方法)で咬合調整、研磨を終わらし、技工所で完成、研磨してもらうことはあります。といいますか、きれいに出来るので、よくやります。

    まとめ

    咬合調整はすべて基本カーボランダムポイントで行い、研磨方法がメタル部分、レジン部分、セラミック部分によって異なるということです。

    研磨は、

    メタル部分:茶色シリコンポイント→青色シリコンポイント
    レジン部分:ビックポイントを軽く→コンポマスター
    セラミック部分:ビックポイント→セラマスター、バフ

    となります。あくまで、私の場合でして、かつ標準的というのを念頭にお答えしました。

    あとは人それぞれといったことになるかと思います。例えば、ブログでご紹介しましたが、メタルを茶色シリコン→青色シリコン→茶色シリコン→青色シリコンとするとよりピカピカになりますよ。といったことや、他にペーストを塗って研磨をするとツヤがでますよ、ペーストはこの商品がいいですよといったことは細かいテクニックになります。

    しかしこれらの、細かいテクニックも含めると、先生もおっしゃられていたように混乱しますよね。ペーストの商品なども新製品がどんどん出ますし、全部を試した先生はあまりいないと思いますので、どれが一番良いというのはわからないはずです。

    おっしゃられるようにまず標準的なことを学ぶというのが大事ですね。先生はさすが勉強の仕方がわかってらっしゃると思いました。

    しかし私は先の方法を標準に実際臨床を行っておりますし、患者さんも満足しておられます。

    一つだけ、メタルフレーム試適のご質問がありましたので、以下追加致します。

    他、ジルコニアの時も使いますが、すべての補綴物にて、完成の前にビスケット試適の回を設け、ビスケット試適の段階でカーボランダムにて調整をすべて終わらせ、口腔内写真も撮影しておきます。あとは技工所で色を合わせて、きれいにしてもらうという裏ワザもあります。

    ビスケット試適の段階で、適合・形態・咬合の確認もできますし、ビスケット試適の段階で写真を撮っておくと色の違いを技工士さんもわかりやすいので、完成時に色がぴたりと合います。研磨も技工士さんがピカピカにしてくれます。

    欠点として、試適の回を挟むので、患者さんにとって完成セットまでの日にちが一発完成より延びてしまい、仮歯で過ごす期間が通常一週間程度長くなってしまいます。

    しかし、先に述べた利点もありますので、あまり急いでおられない患者さんで、審美性を追求したい患者さんにはこの方法で私は行うようにしております。当医院は審美歯科医院の側面もあり、この方法は私が審美歯科をずいぶん(何千本)とやってきて良いと思うシステムになります。

  • セラミックインレー調整バーと補綴物が合わなかった時の対処法について
    【質問1】
    セラミックインレーの(セット後だと思いますが)咬合調整、研磨はどのようになさるのでしょうか?(咬合調整はカーボランダムポイント、研磨はビックポイントでなさるのでしょうか?)

    【回答】
    ストレートハンドピースが届く場合は、基本的にそのように致します。コントラハンドピース注水下にてカーボランダムポイントで咬合調整後、ストレートハンドピース注水なし(注水すると水が飛び散るため)にてビックポイントの小さいのがありますので、そちらで粗研磨した後、コントラハンドピース注水下にてセラマスターで仕上げ研磨します。上顎7番などストレートハンドピースが届かない部位は、仕方なくビックポイントの代わりに、コントラハンドピース注水下にて、ホワイトポイント→茶色シリコンポイントにて粗研磨します。仕上げ研磨はセラマスターで統一にしています。

    【質問2】
    ほぼ、可能性はないと思いますが、チェアサイドにて、技工所より届いたレジンインレー・セラミックインレー・メタルインレーがうまく隣接面や適合が合わないでセットできず、形態修正となったときは、それぞれどのバーやポイントで形態修正をなさるのでしょうか?
    またその際、レジンインレーやセラミックインレーのような脆性材料はセットせずに形態修正できるのでしょうか?

    【回答】
    基本的に適合が合わない補綴物が出来てきた場合は、印象を取り直して、作り直しです。

    ただ、順番をお伝えします。まず、口腔内の歯の形と模型の歯の形が一致しているか確認します。違っていれば、調整可能であれば、補綴物を削ってなんとかいれられれば入れます。

    模型の歯の形と口腔内の歯の形に目で見たところ、違いがない場合は、フィットチェッカー(義歯の適合をみる材料です)をインレー内面につけて、口腔内で補綴物が入るところまで入れ、どこが当たりが強いかを調べます。当たりの強いところ(つまり引っかかっているところ)があれば、そこを少しカーボランダムポイントにて削って入るようだったら入れます。

    補綴物内面を調整するのは、補綴物の種類にかかわらず、ストレートハンドピースで小さいカーボランダムポイントを使用します。脆性材料もあまり圧をかけなければ、割れずに削れます。

    ただ、例えば、脆性材料が割れた、内面を調節しても入らない、入ったとしてもブカブカになってしまったや隙間があるなどは即再印象、作り直しです。

    私の場合は、出来てきた補綴物が入らなかった場合、少し上記の方法でやってみますが、少しやって入らなかったら即、作り直しで決めます。なんとか入れようとすると、時間もかかりますし、結局良いものは入りません。少しやって入るくらいの誤差ならまあいいけど、という感じです。

    ただ、患者さんには入らないとはいいません。下のように伝えます。

    「出来てきた、詰め物ですが、入れようと思えばできるのですが、うーんという感じです。もっと良いのを作らせてください」

    「点数でいうと70点くらいです。100点というのは、治療にないですが、やはり90点以上でないと・・」

    といった言い方をします。うそは言ってませんね。そりゃあ内面削っていけばいつかは入ります。入れられるのだけど、やめた方がいいと思うという言い方です。当院としては、より良い治療を行っていきたいという思いが伝われば、患者さんも納得してくれるかと思います。

    一番問題な言い方は

    「合わないから、型取り直しますね」

    です。内容はあっておりますが、患者さんは「何で?じゃあ前回の治療は何だったの?そっちのミスじゃないの?お金払ってるんだけど?」となりますので、注意です。

    「内容よりも伝え方」の良い例です。今回のご質問とは、少し主旨が脱線しましたが、こちらも大事と思い加えさせていただきました。

    【質問3】
    レジン前装冠やメタルボンドのメタルフレームが内面、外面の突起などで隣接面や適合が合わずに形態修正となったときはどのようなバーで行うのでしょうか?

    【回答】
    被せ物の場合も基本的な考え方はご質問2と同じです。バーも同じく、ストレースハンドピースにて小さいカーボランダムポイントにて内面調整を行います。

    少し追加をいたしますと

    被せ物の場合で、さらに支台歯が失活している場合、そしてセメントはレジンセメントを使用する場合に限り、支台歯を削って補綴物を入れるという方法があります。

    ただ、この方法は超亜流でして、あまり詳しくは説明を控えますが、やり方によってはある程度正当性はあるかと考えております。ただし、正統派の内容ではないため、メールなど証拠が残る方法ではお伝えできません。もしも、お知りになりたい場合はマンツーマンセミナーにて口頭でお伝えいたします。ご容赦くださいませ。

    正統派の内容であればメールにてお伝えできますので、ご質問はいつでもお受けいたします。疑問点またはご不明・ご不安な点がありましたら、なんでもお聞きください。

  • 気腫発生について
    【質問】
    この前にサイトで紹介された方法で右下7のCRをしたのですがエアーが強すぎたのか気腫を作ってしまい、クレームとなってしまいました。フェザータッチがうまくいかなかったために起こってしまったと考えておりますが、他にも原因はあるでしょうか?是非再発防止の為にご指導賜りたく思います。ちなみに窩洞は咬合面です。

    【回答】
    気腫が起こるかどうかは多分に運に左右されるところもありますが、起こってしまった場合に、そこから学ぶかどうかが問題です。ご質問者様はクリアされていますね。

    さて、気腫ですが、こちらは組織間隙に多量の空気が送り込まれた時に生じます。どこから空気が侵入したかが定かではありませんが、歯からというよりは(根管治療は別)、軟組織へ、たいていはタービンやシリンジから噴射される空気が侵入した場合に起こります。

    一番多いのは、埋伏抜歯の際の歯冠分割の際です。

    もしかして、その患者さんは親知らずがありませんか?あった場合、7の遠心のポケットが深くなっている時があり、CR治療の際のシリンジによるエアー乾燥やう蝕をとる際のエアータービンの噴射空気が、7の遠心から侵入することが考えられます。

    また、親知らずがなくとも、歯周病でポケットの深い歯であったり、上顎治療時に多いですが上顎6の頬側部相当の頬粘膜に耳下腺開口部がありますので、エアフロー時にそこから気腫が発生した話も聞きます。

    なんにせよ、タービンやシリンジの向いている方向が問題になるかと思います。

    再発予防策としましては、タービンやシリンジをそういったあぶない箇所に向けて噴射しない事と、‘間欠的’に噴射することだと思います。どうしても歯周病の人はいますし、親知らずがある人もいます。う蝕の位置や埋伏抜歯の歯冠分割など、タービンの方向が規定される場合もあります。

    ただ、タービンベタ踏み、シリンジでエアーをシュー!と長時間吹きかける事は危険度を増します。ある拍子に入ってしまったり、そもそも組織間隙を剥離しなくては気腫は起こりません。イメージで良いのですが、組織をエアーシリンジで剥離しようとしたら、シュー!っと長時間かけると思います。勢いがあればあるほど組織を剥離する力は強くなりますし、多量の空気が入れば入るほど気腫の症状も重くなります。

    なので、

    間欠的に、シュッ・シュッとかけるようにしてはいかがでしょうか?

    タービンも間欠的にペダルを踏みます。そして、例えばそれではエアー乾燥が十分ではないと感じられる場合のとっておきのテクニックをお伝えします。

    そもそも噴射しないで吸えば良いのです。

    よく前歯のWSDのCR治療の乾燥で私がやるテクニックですが、シュッシュッとエアーをかけた後、バキュームを歯面に当てて、吸うのです。それがとても乾燥効果があると昔クインテンセンスに載っておりました。

    こちらも応用出来るかなと思います。是非お試しあれです。

    私としてもとても勉強になりました。貴重な症例のお話をありがとうございました。今後歯科医療を続けていくとお分かりになるかと思いますが、今回のような事も財産です。

  • 現在の職場を辞めたい
    【質問】
    開業医に勤めて4カ月近くたちますが、基本的な形成はできるようになりましたが、トラブルも多く、開業医のやり方にも努力しても着いていけずアシストと馴染めず正直トラブルメーカーになっている状況で今のところを辞めてたいと思っています。毎日(涙)を流したいのに人前では生来のプライドが邪魔をして家でも泣けない状況です。
    今の状況で正直将来の展望も見えなくなってしまい、この先もずっとこんな思いに耐えてでもやるべきか、心機一転して新たな開拓地を探すべきか悩んでます。私のような思いの人は多いと思いますが是非アドバイスお願いいたします。

    【回答】
    お話を伺っていると、随分お悩みのようですね。職場環境に関しては、実際の状況がわからないのでなんとも言えないところではあります。

    ただ、私も卒業1、2年目までは辛い思いをしていました(1年目クビ、2年目はイジメられていました。さらにその間ずっと貧乏でした。)のでお気持ちは察します。

    ブログですと、「仕事場を舞台と考える」「素直であること」「左利き歯医者」「貧乏だった頃」「頭一つ出ること

    などの思考編が助けになれば幸いです。

    あとは、アドバイスとしましては‘仲間’はいらっしゃいますでしょうか?仲間とは、共に悩んだり、楽しんだり出来る人の事を指します。一人でもいれば、頑張ってみる。一人もいなかったら、例えば自分が頑張って成功しても共に喜べる人がいなかったらあまり意味ないですね。

    今いらっしゃる職場は、もしもあなた様が出来るようになったら共に喜んでくれるでしょうか?患者さんは喜んでくれるでしょうか?あなた様の成功した時の状況を思い浮かべて下さい。その状況が自分が納得できるものであれば頑張る価値はありますね。

    最初はトラブルを起こす事は当たり前です。必ず、出来るようになるのでそこはあまり心配しなくて良いと思います。問題は出来るようになった時の状況だと思います。思い浮かべてみて、自問自答してみると答えが出るかもしれません。

    私は必ず成功する。と御自身で言い聞かせいただければと思います。成功するのは、決まってます。だいたいにして、辛い事や、踏ん張らないといけないことなどは、成功へのフラグです。あなた様は自分のなりたい自分になることが出来るでしょう。

    「インターネット歯医者さん」のテーマである、思考→行動→結果です。

    思考が行動となり行動が結果になります。問題はその思考であって、そして成功した時に‘何が得られるか’です。一人よがりになっていないか?自分だけ成功する未来を想像してはいないかなどを気をつけながら、考えて今後このまま進むかどうかをお決めいただければと思います。

    偉そうにすみません。つい熱い気持ちがでてしまいました。どうか一つの意見としてお聞き下さればと思います。

  • ブログ記事「治療スピードを上げるには」に対するお褒めのお言葉
    今日が研修最終日なのですが、先生のブログ記事「一秒でも速く」(治療スピードを上げるには)を意識してみたら動きがよくなったと誉められました。

    【回答】
    インターネット歯医者さんの小栗卓也です。先生、良かったですね。私もお役に立てたようでうれしいです。

  • 私の説明不良で、私は説明したつもりだったのですが、クレームとなってしまいました。
    【質問】
    私の説明不良で、私は説明したつもりだったのですが、クレームとなってしまいました。今苦しい状態です。こんなときどうしたらいいですか?

    【回答】
    それはおつらいですね。患者説明って難しいですよね。患者さんは、はい、はいと言いながら聞いてなかったりもします。おつらい状況かと思いますが、こんな時どうしたらいいかという御質問にお応えすると、

    「そこから学ぶ」ということしかないと思います。

    よく考えてみてください。全身疾患持ちの患者さんで、麻酔したら死んでしまったとかいう話ではないわけです。取り返しのつくことであれば、学びのチャンスに変えましょう。

    昔「ユニクロ」が‘クレーム募集’というのをやりました。一番良いクレームには賞金100万円だったそうです。その姿勢が「ユニクロ」を成功に導いたのだと思います。

    良くない患者さんもいれば、良い患者さんもいます。先生だって、上手く説明出来る時もあれば、上手く伝わらないこともあります。

    私だってそうです。大丈夫ですよ。

  • どうしようもない困難に遭遇した時どうやって前に進みますか?

    【質問】
    どうしようもない困難に遭遇して、それを1人で解決しなければならなくなった時に、先生ならどうやって心を保って前に進みますか?

    【回答】
    なかなか抽象的ですね。たとえば、仕事の事だったりだと私が念頭に置いているのは

    「二足のわらじ作戦」です。

    つまり、一つの居場所しかなかった場合、その一つがうまくいかなくなると途端に精神にきますね。私は研修医が終わった後、仕事をしながら大学院に通いました。それは一年目の研修医の時にクビになったので、次の職場でやっていけるか不安だったからです。

    大学と繋がっていれば、仕事の方がうまくいかなくても、大学にも居場所がある。ブログにも書きましたが、奨学金がもらえる(笑)

    少し逃げとも捉えられる事かもしれませんが、私は社会人になったら助けてくれる親はいなくなりますし、自分一人で守らないといけないものは増えていきます。なのでそういったリスクヘッジをしながら頑張らないといけないとさえ思っています。

    なぜならその仕事場が自分に合っているかはわかりませんよね。実際、仕事場でいじめられている時も大学院は救いになりましたし、今いる職場はその大学院からの紹介です。今だって、二つの医院で診療しておりますし、不動産事業主でもありますし、インターネット歯医者さんもあります。

    リアルタイムな話で、この前私は千葉の歯科医院の方を訳あって辞める事にしたのですが、他に居場所も収入もあるのでなんともないわけです。残念には思っても精神にはきません。どっちかというと精神的には楽になります。

    「二足のわらじ作戦」(二足ではなく複数でも可)の良いところは、どうしても我慢出来ない事があったら、それをやめて、他の自分がやりたいと思うことが出来ることです。もしも私が千葉の医院一本で、他に収入がなければそう簡単に辞める事は出来ないでしょう。

    「二足のわらじ作戦」

    是非お勧めです。もう一つでも収入を得られる、もしくは得られなかったとしても、御自身の居場所があると途端に気持ちが楽になると思いますよ。

  • 外傷処置に対するご質問と私なりの回答
    【質問者】
    9才の子供で、転倒して顔面を床で打ち、下唇を、上の右側1番で咬傷し、赤唇縁より内側に約8mmの裂傷、さらに皮膚面まで貫通しており、皮膚面にも3mm程度の傷。

    来院時にはすでに止血しており、縫合せず唇にはケナログ塗布、皮膚面にはアクロマイシン軟膏、感染予防のため、ケフレックス。幸い歯の脱臼などの所見は認めませんでした。縫合もせず、二期治癒を意識してというより、5-0ナイロンで、創部を縫合しょうと試みたのですが、泣かれてできなかったのです。

    経過は、翌日唇がかなり腫れたそうで、炎症期、でもあると思うのですが、やはり、縫合していないため、縫合した場合より感染しやすくなるのでしょうか。このようなケースの場合、基本的にどのような処置が必要なのでしょうか、御教示お願い申し上げます。

    【回答】
    なかなか大変な症例でしたね。一点お聞きしたいのですが、粘膜や皮膚の外傷の治療にて、一番大事な薬を塗る前の創傷部の‘消毒’がありますが、消毒はどのようにされたのでしょうか?

    【質問者】
    皮膚面は、なにも消毒せず、アクロマイシン軟膏を塗布しバンドエードをはりました、出血、浸出液の分泌はありませんでした。

    口唇部は、イソジンを浸した綿球で軽く消毒する程度で、創部から、シリンジに入れたイソジンで皮膚貫通部まで洗浄するべきでした。患者さまの母親には、イソジンでのうがいと、何故か、ゲンタマイシンが家にあるというので、ゲンタマイシンを塗布するように指示しました。

    初診時の口唇は、出血はほとんどありませんでしたが、綿球で触れるだけでも、痛がりました。9才の男の子です。傷は、深く口唇の創部から、皮膚面の貫通部分が見えるような感じでしたが、意識的に創部を開かなければ、見た目には、創部が開いているようには見えませんでした。

    翌日は、腫れがひどかったという、患者さまの話だけでどのような所見であったか、わかりませんが、処方したカロナールを飲むほどの傷みはなく、御飯も片側で食べれたそうです。受傷後2日は、来院され、その時の所見は、皮膚面の貫通部分はやや発赤し手指にて圧痛、軽度の腫れを認めます。

    一方、口唇部は、白っぽい偽膜で創部は覆われ、患者さまは、今日になりだいぶ腫れは軽減したというが、まだ、健側の口唇に比べ、腫れており、圧痛もあります。下顎前歯は、著明なプラークを認め、創部と接触しているような状態でした。

    処置としては、イソジンで洗浄しCO2レーザーで口唇部にはフィブリンネットを形成して、またケナログを塗布しただけでした。あと、ケフレックスを2日間ほど追加投与しただけでした。処置含め、投薬も不備がありそうな感じがします。

    【回答】
    ご苦労様でした。色々考えて治療なさっていらっしゃると感じました。外傷の程度が程度だけに、腫れることは仕方ないようにも思います。

    私は研修医時代に口腔外科に入局しておりましたので、当直時の情景が蘇りました。私なりの意見と、近々口腔外科時代の医局員と会いますので、それらの話を統合して返答します。

    今回のケースは縫合するしないに関わらず、口唇を貫通するほどの外傷ですので腫れても仕方ないと私は思います。

    また、私の口腔外科時代の縫合するしないの判断基準は、傷口が勝手に開くか、開かないかです。縫合した方が腫れることもあります。傷口が開いてしまう場合は、縫合しなければなりませんし、真皮部分まで達する外傷の場合で傷口がパカッと開いてしまう場合は、上部部分の縫合だけでは足りないので、場合によっては吸収性の縫合糸にて真皮部分を‘中縫い’してから上部を通常縫合する場合もあります。

    しかし、今回のケースの場合は創部は止血しており創面は閉じている、歯牙による裂傷範囲が8mmと短い、といったことから、縫合をあえてしないといった判断もありかと思います。バリバリの口腔外科医の先生にもお聞きしましたが、同じ見解でありました。

    消毒操作に関しては、創部よりシリンジを入れイソジンを皮膚貫通部まで洗浄とありましたが、イソジンは組織破壊性がありますので、私はあまり創傷部や傷をピッタリ合わせたい場合は使用しません。その場合は、生理食塩水もしくは創面が汚れていて消毒したいとなった場合は商品名ハイアミン(ベンゼトニウム塩化物)を使用します。

    こちらも口腔外科の先生に確認済みです。(まあ同じ医局出身なのだからかもしれませんが)ただ、今回のように創面が閉じている場合はわざわざやらなくても良いかと思います。表面のみイソジンで消毒で良いかと思いますし、きっと私もそうします。こちらの是非も口腔外科医に確認済みです。

    次に投薬などに関してですが先生のをまとめますと

    創部にはゲンタマイシン
    抗生剤はケフレックス
    鎮痛剤はカロナール

    でしたね。こちらに関しても問題ないと思います。しいて考えると、ケフレックスは弱いかなという感じで、こちらを私ならばメイアクトの小児用細粒にします。口腔外科医の先生は、鎮痛剤もロキソニン出すと仰っておりましたが、小児にいきなりロキソニンは少し怖い気がしてしまいますよね。私もカロナールにすると思います。意外と痛まないものです。

    ただ、術後の感染は避けたいので抗生剤を少し強いのにするかな、といった感じです。メイアクト小児用細粒は比較的安全に使用出来るのでお勧めです。

    次に術後ですが、先生のおっしゃるように、創部は白い偽膜で覆われ、患者さんは痛くて歯が磨けないので、プラークも溜まりますよね。先生は、すでにうがい薬を出しているのでそちらもOKだと思いますし、CO2レーザーがあれば、私も同じ処置をするかと思います。創部にCO2レーザーを行なうと、殺菌効果と創部がきれいに治るとされてますよね。

    なので、術後の対応も先生の処置に問題はないかと思います。

    まとめますと

    私の場合、同じ症例を処置する場合は、外傷時の状況として、家で転倒したのか、外で転倒したのかによって消毒操作を変えます。外で転倒した場合は創部がより不潔になっていることが考えられるので、より消毒を行い、抗生剤も強くするといった感じです。

    実際の消毒操作は、清潔な毛束の柔らかい歯ブラシで生理食塩水を浸しながら、創部の汚れを取り、ハイアミン(ベンゼトニウム塩化物)を綿球につけ消毒をします。抗生剤はメイアクト小児用細粒。鎮痛剤はカロナール。洗口剤はネオステリン(イソジンも可)を処方します。

    先生のされた処置で私はよろしいかと思います。術後の対応も同じくです。口腔外科の先生にも確認いたしました。なので、先生のされた処置、術後対応は良いと私は思います。

    あとは今回のご質問にはなかったのですが大事かなとも思いますので、少し追記をさせていただきます。術前についてです。術前、つまり上記の処置をする前に、外傷の際は口腔内以外にぶつけているところがないかを確認いたします。

    つまり、頭を打っていないか?、顎、もしくは鼻、手足の骨が折れていないか?などです。先生はわかっていらっしゃると思いますが、私の恥ずかしい話をします。

    忘れもしない、初めて当直時、救急外来の電話を受けた時です。あるお子さんのお母さまから、「子供が転倒して舌を切って血がたくさん出ているすぐ見てほしい!」と電話を受け、その切実な感じから私は「わ、わかりました落ち着いて、すぐ来てください」とお答えしました。

    その話を上司にしたところ、上司は「どういう状況で外傷となったのか?他に打っているところないの?」と聞いてきました。

    私は「すみません聞いておりません」と答えたところ、こっぴどく怒られました。

    上司いわく、「頭打ってたらどうするんだよ、そしたらうち(口腔外科)が先じゃないだろ」

    とのことでした。

    重ね重ね言いますが、先生はきちんと確認してらっしゃるかと思います。ただ、私はいつも外傷を拝見する際は、その経験が真っ先に思い浮かぶものですから(汗)こちらもお伝えいたしますね。

    以上、いかがでしたでしょうか?今回に関しましては口腔外科の先生にも確認を取りました。
    大変、為になるご質問をいただきありがとうございました。

    【質問者】
    3回目の所見(受傷後6日目)は、皮膚面は軽度の発赤、腫れは消退し痂皮が形成されておりました。

    口唇部は、前回より明らかに腫れはひいており、まずほっとしました。まだ、白っぽい偽膜は認められましたが、面積は縮小していましたが、口唇の形状が、健側に比べ歯の圧痕を認め少し非対称の感じをうけました。患者さまは、自覚症状も痛みもほとんど感じなくなり、受傷時に比べ改善傾向認められたので、一応経過観察してもらうようにしました。

    初診時に、ズボンの裾がひかかって、転倒しフローリングの床で顔をぶつけたということは、聞いたのですが、頭を、打撲していなかったかなど、詳細に聞いておりませんでした。その時は、歯が脱臼していないかとか、口唇の傷の状況しか意識下になく、重要事項を見落としておりました。

    縫合するかどうかで、先生の解答をみて安心しました。実は、小生は筋層縫合などしたこともなく、仮に、単純縫合しても、創部の両端が盛り上がるーear dogになってしまわないかとかの懸念で、できなかったのです。患者さまが、子供で麻酔してという段階で泣かれるし母上が、チエアーサイドでかぶりつきでみている雰囲気にも負けてしまいました。

    その結果、ケナログ塗布というさみしい処置になってしまいました。皮膚にも、アクセルAgとか創傷被覆材などあるはずもなく、従業員が持っていたあかぎれのためのバンドエード。

    【回答】
    お役に立ててよかったです。確かに子供の外傷は、お母様のプレッシャーが凄く、お子さんも泣き喚いている状態で処置をすることになるので、冷静さを維持するのが難しいですよね。筋層縫合が必要な場合は大学病院へ紹介で良いかと思います。

    先生の経験は今後も生きてくると思います。

  • 麻酔抜髄について

    ご多忙のところ、ご回答ありがとうございました。

    もちろん、ご掲載して下さって構いません。

    3本以上の連結冠であれば、リン酸亜鉛セメントであれば、抜歯後また戻せばよいのは分かりました。リン酸亜鉛セメント、すごいですね。機会があったら使わせていただきます。

    動揺歯固定の目的では、2本のみの連結冠はしない方がよさそうですね。先生は、抜髄のときは、ニッケルチタンファイルをお使いですか?

    あくまで私の意見ですが、ニッケルチタンファイルは、私はなるべく使わないようにしております。

    理由としましては、とてもいい材料だと思うのですが、交換するまでの回数が規定されている点がなかなか保険診療では多様困難な点と、破折する際になんの前触れもなく破折するのが、難点であります。

    通常ファイルですと、ねじ切り山が伸びてくると交換時期となりわかりやすいですが、ニッケルチタンは形状記憶合金の為、ねじ山が伸びるといったことがなく、そういった交換時期がわかりにくいのが、私の性格上心配になってしまいますのであまり多用しません。一応用意はあります。

    私は、ひととき導入まで考えたのですが、現在ハンドファイルのみです。

    同じ抜髄でも、2次象牙質が添加していて根管がやたら細い場合とそうでもない場合では、所要時間が全然違いますよね?

    おっしゃる通り、その場合はさらに慎重に進めていく必要があります。

    患者さんへは「根っこの穴が虫歯でつぶれてしまっているので、少し広げる時間がかかります。」などといって、私も少し時間をかけて行います。

    そして、治療終了後「いやあ、時間はかかりましたが、根管を見つけ、うまく形をつくれました。お疲れ様でした」などお声かけしたりします。

    急患であまり時間をかけられないときは、冠部歯髄だけ除去するのですが、根管からの出血が多目のときは、根尖まで抜髄しないと自発痛が心配になってしまいます。

    私もそうです。

    先生によっては、少しだけ露髄させてペリオドンを入れておけば、時間までには失活してると言うのですが、自発痛が出る時もあるらしいので、その方法は試した事はありません。先生はどう思われますか?

    そうおっしゃる先生が多いので、きっと有効な方法なのかとは思うのですが、私はしたことがありません。#15号を入るところまで通した後、#25~35を入るところまでいれて、引き抜くとポンッと歯髄が塊でとれることがあります。あまり時間も追加でかかりませんし、最低限そこまではするようにしております。

  • インレーのセット、上顎大臼歯形成、デンチャーの作り方について

    初めまして、○○と申します。
    日々の診療で何かあった際は必ず参考にさせて頂いています。

    昨年まで大学にて研修医をしており、今年から歯科医院にて働かせて頂いています。
    まだ半年ですが、悩みが尽きません。歯科医師辞めたくなることもしばしばあります。
    アドバイス頂けると励みになりますので、お時間あるときにお返事頂けると励みになります。

    ○○先生
    インターネット歯医者さんの小栗です。
    この度は御連絡ありがとうございました。

    遅くなりましたが、お返事を書きましたのでメール致します。
    以下が御回答になります。
    先生の日々の臨床にお役に立てば幸いです。

    【質問】
    ①インレーの適合が悪く、セットできない!

    形成でこれ酷いなぁと感じても技工士さんがカバーしてくれて、すんなりいくことが多いです。ただまったく入らないものがたまにあり、昨日の診療でも立て続けに2例も出てしまいました。
    再製は免れないと思い、試しにコンタクトがスカスカになるまで削ってみましたが、それでも入る様子はありませんでした。
    部位は2例とも上顎小臼歯、MODです。

    【回答】
    MODインレーは何気に難しいですよね。
    それは、内側面(咬合面)の部分と外側面(隣接面)の部分が存在するからです。

    印象や模型や埋没材の膨張率や収縮率を考慮しながら、補綴物というのは作りますが、その考える方向が、逆になります。

    それなのに、一つの補綴物として技工士さんは作るわけなので、凄いですよね。

    しかし、少しの誤差で入らなくなってしまいます。技工士さんを助ける為にも、対策としては、

    ・印象をとったらばすぐに石膏をつぐこと。
    ・スライスカットのテーパーをあまりきつくしない(片方がテーパーがきつく、片方がテーパーがゆるいなどもしない)
    ・かえん斜面を付与して、角ばっているところをなくす

    といったところでしょうか。

    上の対策は、全ての補綴物を入れやすくする対策でもありますが、MODインレーやインレーブリッジなど少しの模型のズレでも入らなくなりそうな場合は特にお気をつけていただければと思います。

    【質問】
    ②上顎大臼歯の形成が難しい!
    最近は上顎大臼歯の形成が増えてきたのですが、あまりの難しさに愕然としています。近遠心は特に難しく、上手くいきません。
    また個人的な感覚なのですが、上顎大臼歯の場合、スペースが少なく、タービンヘッドが入りづらい・頬粘膜が張ってるなど形成どころか治療をより難しくさせる要因が多い気がします。

    【回答】
    仰る通り上顎第臼歯の形成は難しいです。

    まず見えない、場が作れないといったことがその要因です。

    対策としましては、ブログや動画でもうしますとポジショニングの章やミラーテクニックの章を参考にしてみていただければと思います。

    ポイントは、‘ミラーの入れ方’です。

    もしわかりづらければ、新たに実践編で動画を作りますので、御連絡下さい。

    【質問】
    ③デンチャーの作り方について
    これもまた中々難しく、苦戦しております。印象からまず難しいですし、全部床に準ずるような部分床もバイトの取り方も正直曖昧なままズルズル来てしまっています。

    【回答】
    義歯は歯科医師として、永遠のテーマですよね。色々な意見があるので、私もブログには今のところ載せていません。

    ・印象を固く練るのか、柔らかく練るのか?
    ・個人トレーを使用しなければならない時とは?
    ・個人トレーの設計は?
    ・咬合床の作り方から咬合採得の仕方は中心咬合位を探すのか?下顎安静位を探すのか?
    ・ゴシックアーチとは?何が知りたい時に行なうのか、どんな症例で行なうのか。
    ・義歯調整は粘膜面から?咬合調整から?
    ・BULの法則とは?
    ・試適を挟むか挟まないか?
    ・クラスプの設計は?(どの歯にかけるか、近心レストなのか、遠心レストなのか、両翼鉤なのか、双子鉤なのか)

    対策としましては、多岐に渡ります。なので、お勧めなのは少なくとも上記に書きました事に対して、御自身の意見をお持ちになることです。

    簡単でして、上記の質問を先生のお勤めの医院のキャリアのある先生に聞いてみましょう。

    「先生はどのように、お考えになりますか?」

    と聞きましょう。

    私もそのうちブログに書こうと思いますが、先生毎において考え方が多岐にわたることが多いです。そして、コストの面を考えてその医院独自のやり方があります。

    たとえば、私は必ず試適を挟むやり方をしていますが、コストの面から試適で技工を出してはならないという医院も多いです。

    まずは、その医院の院長のお考えを聞き、御自身の意見をはっきりさせる事です。まずは、聞いてみましょう。

    しかし、上記の質問の全てに御自身の意見が出来た上でもうまくいかないのが義歯なんですよね(汗)その時はまた御質問下さい。御一緒に考えたいと思います。

    大変丁寧なお返事、ありがとうございます。

    ①MODインレーについて
    印象から石膏の流れはスタッフさんが素早くやってくれていますのでクリアできでいるようです。

    スライスカットのテーパーはあまり意識したことはありませんでした。ベベルの付与もあまり積極的にやっていなかったので、こちらも合わせて試していきたいと思います!今日の診療から早速チャレンジさせて頂きます。

    ②上顎大臼歯の形成について
    動画を再確認し、練習してみます。
    上の先生方は「練習あるのみ!感覚が大事だ!」とのことで、それが難しいんだよな~と思ってしまう次第です(笑)

    ③義歯について
    まずは上の先生の考えを聞くことが第一なのですね。確かに私の努めている病院では試適は基本的にしないといった方向でした。確かに設計もまだまだ分からないことだらけですし、勉強不足は否めません・・・。

    ただ、1つの考え方・方法として動画などと使って紹介していただけると、私を含め、多くの若手のドクターの励みになると思います!
    毎日お忙しいとは思いますが、ぜひご検討ください。

    ブログ、動画の更新、引き続き楽しみにしております。
    お忙しい中、ありがとうございました。

  • ブログを読ませていただきました。

    小栗卓也先生 

    突然のメールで失礼いたします。私は、個人歯科医院で助手をしております○○と申します。

    インターネットで検索したところ小栗先生の「インターネット歯医者さん」にたどり着きました。

    私は今の院長のもとで全くの素人の状態から勤めて9年目になります。

    当医院の院長の治療を長年見てきて、小栗先生の治療の仕方、考え方は私が思うところよく似ています。

    ブログもとても丁寧に、本当にバーのことから説明していただいていますし、思考編でも特に私が皆に知ってほしいと思ったのは「できるセカンドドクターとは?」です。

    これはセカンドドクターだけでなく、スタッフ皆にも通じる事だと思います。

    特に新人状態のDRには本当に分かりやすく「これはイイ!」と即座に回りに紹介させて頂きました。

    読んでいないようであれば時々「絶対に読んで損はないから!」と声かけをして熟読するよう促していきたいと思います。

    見学に行ってみたい!セミナーを受けたいと思って貰えるくらいになってくれればいいのですが…私がもしDRであればすでに申し込んでいると思います(笑)

    私のような助手でも、DRのやることの先が読めれば準備することも容易になります。

    どういう理由でこの作業をしているということが分かれば、忙しい診療中 DRだけでは不十分になりがちな説明の補足や、患者様の不安を取り除く事にまで気を配る事が出来るようになります。

    本当にいいブログに出会ったと感謝しております。

    きっとお忙しいであろう診療の時間を割いて作って頂いている記事の一つ一つをしっかり自分のものにしてより良い診療に役立てるようにしていきます。

    DRだけでなく、私のような助手にも本当に役立っているという事を知っていただきたくて失礼を承知でメールさせていただきました。

    先生のますますのご活躍をお祈りいたしております。

    これからもどうぞよろしくお願い致します。
    長文失礼いたしました。

  • 受付の方からのブログへのご感想

    小栗先生はじめまして。

    私は、歯科医院の受付をしております、〇〇と申します。

    以前から時々インターネット歯医者さんのブログを拝見していて、とても励まされております。

    今回、ぜひお礼を申し上げたいと思い、メールを書きました。

    求人広告の、笑顔で患者様に接して頂ければOK!という言葉を鵜呑みにし、歯科業界に入ってはみたものの、速さと正確さ、高い事務能力とコミュニケーションスキルを要求される受付に、自分は向いてないのではないかと思い続けて約半年。

    今日もまた、患者様を長い時間お待たせするというミスをしてしまい、かなり落ち込んでいます。

    最近紙の予約表が電子化されて、その操作も一発で覚えられず、ミスを連発したり…。

    でも小栗先生のブログの思考編の記事を読んで、少し元気になりました。

    小栗先生だって、大変な努力をされて立派な歯医者さんになったんだから、私はもっと頑張らないといけない!と思っています。

    幸い、院長先生も他のスタッフさんもいい方ばかりなので、医院に貢献できるスタッフになりたいです。

    うちの医院だけではなく、小栗先生のように社会に貢献できるような人材になりたいです。

    今は落ち込んでますが、職場を舞台として考える!という小栗先生の思考法で次から頑張りたいと思います!

    いつも、ためになるブログをありがとうございます。これからもブログ楽しみにしてます!!

  • 卒直後の頃のブログへのご感想

    小栗先生

    お世話になっております。

    大変遅ればせながら、先生の卒直後の頃の記事をブログにて拝見しました。先生のお気持ちにすごく共感しました。

    先生がどの程度できなかったのかは、分かりかねますが、順風満帆できたのではない事はわかりました。私は技術的にも精神的にも全く仕事ができず、できなかった事に関しては、負けない自信があります笑

    そんな私もなんとか患者さんのお役に立てる様にはなってきたかなと思っております。

    先生のブログにとても励まされます。ありがとうございます。

  • メタルボンドに使えるつや出しとかないでしょうか?

    【質問】
    小栗先生

    ご無沙汰しております。お忙しくて大変な事と思います。燃え尽きない様、お気をつけ下さい。こんな時に申し訳ないのですが、ご質問させていただいてよろしいでしょうか?

    口腔内にセットしているメタルボンドの歯頚部のCRを研磨したら、メタルボンドにもバーが当たってしまい、患者さんがざらつきを訴えてしまいました。研磨をしてみたのですが、ダメでした。

    つや出しなどは、天然歯につかいますよね? ブライトナーなど。

    メタルボンドに使えるつや出しとかないでしょうか?お忙しいところ、申し訳ありません よろしくお願いいたします。

    【回答】
    まずは写真をご覧ください。
    コンポマスター
    ジルコシャイン
    ジルコンブライト
    まずは、コンポマスターやシリコンの茶色・青でよく研磨します。大抵それで大丈夫ではありますが、傷までは消えないので、舌の感覚の鋭い方ですとざらつき感を感じるかもしれません。

    そんな場合は、写真で紹介した研磨器材を使うとおすすめといいますか、技工士さんがおすすめしていた商品です。現在はもっと良いものもあるかもしれませんが、これらでも充分ピカピカになります。

    ジルコシャインのセレクトキットは、コントラ用もありますので、今回の症例でも使い勝手が良いかと思います。症例が前歯部や小臼歯などストレートハンドピースが届く範囲であればジルコンブライトも良いかと思います。

    写真のブラシですと口腔内では歯肉に当たって痛いと思いますので、私であればペーストをメタルバンドにつけたあとバフやコンポマスターもしくはセラマスターで研磨してみます。

    ただ、これらは一例であって、一番良いのは、研磨のプロの技工士さんにも意見を聞いてみる事です。症例の写真を、見せれば教えてくれると思います。

    技工士さんからは、私も良く意見を伺い、とても勉強になるので参考にしております。

    【質問】
    ジルコンブライトを購入しようと思います。今日は6日ぶりの仕事でした。仕事は充実感を与えてくれます。

    話しは変わりますが、先生が過去のブログでカーネギーの本の事を書いていましたね。1度に2つの事は考えられないという話です。名前は知っていたのですが、恥ずかしながら読んだ事はなかったので先日、購入してみました。

    忙がしさの中に身を置く事で悩む暇がなくなる、というのは自分みたいなネガティブ人間にはぴったりだと思いました笑 また、メールに付き合って下さると大変うれしいです。

    【回答】
    ジルコンブライトにされるのですね。

    私も常にネガティヴ思考と戦っていますので、お気持ちわかります。

    カーネギーの「道は開ける」はとても良いですよね。カーネギーの本は他に一番有名な「人を動かす」もとてもおすすめです。2つとも私のバイブルと言える本です。

    またメール、お待ちしております。

    【質問】
    お世話になっております。ジルコンブライトにて研磨しましたところ、患者さんに満足していただけました。小栗先生のおかげです。ありがとうございました。

    先生のお知り合いで優秀な方がいるとのメールを拝読しました。経験年数だけあればよいという物ではないですね。日頃の診療でいかに考えるかという事が大事でしょうか?

    【回答】
    良かったです。私もホッとしました。

    そうですね、やる事は同じでも何を思い・考えながらやるかで腕の伸びは雲泥の差となって いくと思います。

    そう思って、思考編などもブログで書いてみていますm(_ _)m