GIFT塾卒業生からの推薦文5
はじめ私が先生を知ったのは歯科麻酔を十年以上経験し教員、医科研修経て、もっと仕事の幅を広げたいと一念発起し、一般歯科診療所につとめはじめたころでした。歯頚部のCRもはじめてで上手くいかず・・・という状態でした。
先生の下で学ばせていただき、一つ一つの細かなステップのポイントを聞き、実際同じに又、実践を重ねることで日常することの多いCRが怖いといった思いがなくなり、抵抗なく毎日とりくめる様になったことは私にとって大きい収穫となりました。
また、そればかりでなく患者さんへの心づかいを知ることもできよかったです。大きな病院での大がかりな外科処置に触れることが多くなり、ともすれば患者さんが我慢して当たり前といった様な意識がもしかしたら今までの私にはあったのかも知れません。
なるべく負担をかけないように分けて行う浸麻や、途中にはさむ「あともう少し!八割くらいはむし歯がとれてるから」といった様な声かけ、せめて私の出来る範囲のCRでは「生まれた時のままの歯の状態に戻す」ことを心がけただけで、今までより次も私にお願いして下さる患者さんができたことをうれしく思いました。
まだまだ身につけなければならない手技や知識は多く残っていますが、これだけのことを得られたのは大きな一歩の様に思っています。
最後になりますが、経験も浅く、さらには妊婦であり出来ないことや制限も多かった私を快く受け入れて下さった小栗先生、サポートして下さったスタッフの皆様や一緒に学んだ塾生の先生に感謝いたします。
2019年3月25日
追伸、4月26日、二週間程予定日より早まりましたが、第一子の男児を帝王切開にて出産いたしました。傷はまだまだいたみますが、何とか慣れない育児に奮闘している最中です。
六月には帰浜する予定ですので、折をみて貴院にもうかがうことができましたらと考えております。
著作権について